有酸素運動の強度の決め方
健康のための有酸素運動にはどれくらいの強度がいいのでしょうか?
それはジョギングの速さとか、スイミングの速さで決めるのではなく、心拍数で決定します。
有酸素運動にはどの程度の強度がよいかは、多くの研究が行われてきましたが、
最大心拍数の50%~70%
というのが、健康のための有酸素運動に適した強度だとされています。(最大心拍数の求め方はこちら→心拍数)
この強度だと、感覚的には「やや楽」から「ややきつい」と感じる程度で、 長く続けられるという有酸素運動の性質にピッタリくる運動強度です。
健康のための運動は決して体力の限界までガマンして必死の運動をしなくてもいいのです。
ニコニコ、人としゃべりながらできる有酸素運動が最適な強度なのです。
「これくらいの強さの有酸素運動で本当に効果があるの?」と思われた方へ。2時間半を切るようなマラソン選手でも、 実はゆっくりペースで長い時間走ることがトレーニングの大部分を占めるのです。