生活習慣病のための運動の基本の方法
有酸素運動が基本
生活習慣病を予防・改善するためには、第一にカラダにたまった脂肪を効率的に消費するような運動をメインに考えましょう。
なぜなら、肥満によって血液中にコレステロールや脂肪が増えるのですが、lコレステロールや脂肪は血管を詰まらせ、心臓病や脳梗塞、 脳卒中の原因となるからです。また、内臓脂肪が多くなると2型糖尿病の原因であるインスリンの働きが悪くなるからです。
そして、脂肪は大量のカロリーを持っているのですが、大量の体脂肪を燃焼させるためには、大量の酸素が必要です。つまり、 有酸素運動が有効なのです。
有酸素運動とは、ウォーキングやジョギング、スイミングなど、自分のペースでゆっくり、長く続けられる運動のこと。 ゆっくり続けられるからカラダに余計なストレスがかからず、長く続けられるから、大量の酸素をカラダに取り入れることができるのです。
有酸素運動のポイント
生活習慣病の予防・改善に有効な有酸素運動ですが、効果的に運動を行うためには次のことがポイントとなります。
- 運動中会話ができる強さの運動であること。「やや楽」?「ややきつい」くらい。
- 30分以上休憩を取らずに続けることができる運動であること。
- 大きな筋肉(特に下半身)を使った運動であること。