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痛風の合併症

痛風による合併症は、痛風結節以外にもいくつもあります。

まず、尿酸の結晶によって腎臓の働きが悪くなり、痛風腎(痛風による腎臓障害)や尿路結石などの合併症が生じます。

また、尿酸値の高い人は一般的に高カロリーの食事や過剰なアルコール類を好む傾向にあり、肥満、高脂血症、高コレステロール血症、 高血圧などの生活習慣病を引き起こします。

痛風腎によって腎臓が機能しなくなることで尿毒症になったり、高脂血症や高血圧などから糖尿病や虚血性心疾患になるなど、 痛風が慢性的に進行することで命に関わるような合併症を引き起こす危険性があります。

下のグラフは主な痛風の合併症を表しています。日本人のばあい、遺伝的に尿酸を排泄する能力が低い人が多く、 痛風にかかりやすい民族といえます。普段から合併症に注意し、もし症状が現れた場合は早めに医師に相談しましょう。


痛風の合併症

プリン体と食品メイン痛風腎

痛風

痛風は食事の欧米化に伴って増加してきました。現在、痛風患者数は約50万人と言われています。
痛風は圧倒的に男性に多いのが特徴ですが、近年は発症年齢の若齢化や、女性の痛風患者数も徐々に増えています。

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