痛風の症状
痛風の初期症状が治まった後、尿酸値をコントロールしないと、 次第に慢性的な症状が現れます。
さらにひどい関節への症状が(痛風結節)
初期の関節の痛みが治まり、しばらく時間がたつと、痛風の症状である痛風関節炎が再び、
しかも頻繁に発症するようになります。と同時に、関節が腫れたり痛んだりする部位も多くなります。そして、
慢性的な関節炎へと症状は移行します。
さらに、尿酸塩の結晶が身体のあちこちにたまり、塊を作るようになります。この塊を「痛風結節」といいます。
内臓にも痛風の症状が(痛風腎)
また、痛風の症状は関節炎や痛風結節だけでなく、内臓にも現れます。
内臓の中で痛風の症状が最も出やすいのが腎臓です。
高尿酸血症(7.0mg/dl以上)が長期間続くと、腎髄質に間質性腎炎となり、 腎臓に障害が現れます(痛風腎)。
腎臓が機能しなくなると、尿によって体外に排出されるべき老廃物(毒素)が身体のなかにたまることになり、尿毒症になります。
尿毒症になると、最悪の場合、死亡することもあります。