痛風発作の治療
痛風発作の治療の目的
激しい関節炎が特徴の痛風発作の治療は、
まず関節炎の苦痛を取り除くことが目的です。しかし、痛風発作を治療することだけでは不十分で、
痛風発作を軽減した後は、痛風発作の原因である高尿酸血症を改善することが大切です。
痛風発作の治療薬としては次の3つが用いられます。
薬の名称 | 薬の特徴 |
---|---|
コルヒチン | 痛風発作の早期に用いる |
非ステロイド性抗炎症薬 | 痛風発作が激しい時期に用いる。短期集中的に使用することが多い |
ステロイド薬 | 上の2つが無効だったとき、多発性の関節炎の時に用いる |
痛風発作の治療時の注意点
痛風発作のときにはできるだけ炎症を抑えるために患部を安静にし、冷やすようにしましょう。また、アルコールも控えてください。 痛風発作が治まってから高尿酸血症の治療を行います。