Top >  脳血管障害 >  脳梗塞とは

脳梗塞とは

脳梗塞とは 脳梗塞とは、なんらかの原因で脳の血管が詰まり、脳細胞が酸欠状態になり、 脳細胞が死んでしまい、脳に障害をもたらす病気です。

脳梗塞の種類

脳梗塞の種類を原因別に分類すると大きく分けて次の二つに分類できます。

脳血栓 動脈硬化によって脳の血管が細くなり詰まる
脳塞栓 心臓や首の血管でできた血の塊(血栓)が脳血管まで流され、脳血管が詰まる

脳梗塞とは

脳梗塞のしくみ

脳梗塞とは 脳は人間の身体の中でも大量の酸素(全体の約 20%)を消費します。 脳細胞は常に血液から酸素を受け取って呼吸する必要がありますから、脳血管が詰まり酸素が供給されないと、脳細胞はすぐに酸欠となり致命的な状態になります。

脳細胞は酸素不足に非常に弱く、5分程度の酸欠で壊死します。また、一度壊死した細胞は回復はほぼ不可能です。 これが脳梗塞のしくみです。

しかし、壊死した脳細胞の周辺には、完全には死んでいない細胞や、機能が停止しているだけの脳細胞が残っていて、 これらの脳細胞を少しでも回復させ、病状を軽くすることが脳梗塞の治療なのです。

脳卒中のリハビリテーションメイン

脳血管障害

脳血管障害(脳血管疾患)は脳の動脈に異常が起きて、脳の機能に障害が生じる病気です。
脳血管障害は心疾患と比べて死亡率は低いものの、車イスや寝たきり生活を余儀なくされる可能性が高い疾患です。

関連エントリー

脳血管障害(脳血管疾患)とは 脳卒中とは 脳卒中のリハビリテーション 脳梗塞とは