心筋梗塞の予防法
心筋梗塞の予防法として、つぎのようなことがあげられます。
肥満の解消と心筋梗塞の予防
肥満は高脂血症、糖尿病などの生活習慣病の危険因子です。これらの症状は動脈硬化を進展させ、
心筋梗塞を発症しやすくします。
心筋梗塞予防のためには食生活を改善し、運動を行うことで肥満を解消しましょう。
特に脂質の多い食事は控えること。 運動も脂肪燃焼効果の高い有酸素運動(ジョギングやウォーキングなど)を中心に行うことで、内臓脂肪を減らす効果が期待できます。
また、心筋梗塞予防のためには、肉類などの脂質、飽和脂肪酸(いわゆる「脂」)を避け、植物性脂肪や魚の脂質(いわゆる「油」) を摂取することで高脂血症を予防することができます。
禁煙と心筋梗塞の予防
喫煙も心筋梗塞の大きな危険因子です。
タバコといえば肺がんを連想しますが、タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、血液の循環を悪くします。
血液の循環が悪くなれば心臓に大きな負担をかけることになり、心筋梗塞の危険因子となるので、禁煙も予防のために大切です。
ストレス・アルコールと心筋梗塞の予防
精神的ストレスも血圧を高くし、心臓に負担をかけることになります。
カッとなりやすい性格、攻撃的な性格の人も心筋梗塞にかかりやすい、と言われています。
また、習慣的な飲酒量が多い人も心筋梗塞と高い関連性があるというデータがあります。 少量のアルコールならば身体によい、という報告もあることはあるのですが、精神的ストレスをアルコールで紛らす、というのは厳禁です。
心筋梗塞予防のためにも、精神的ストレスは、飲酒とは別の方法で解消しましょう。