動脈硬化と血管の老化
歳をとるとしわが寄ったり髪の毛が薄くなったりする老化現象がみられますが、体の内側、
血管にも老化現象がおこります。
血管が硬くなって傷つきやすくなる動脈硬化は、老化によっても生じやすくなります。
若い人の血管はしなやかですが、歳をとるに従って、血管壁を作っている細胞が線維化し、血管壁が厚くなります。
血管壁が厚くなるとカルシウムが沈着し、石灰化という現象が起こります。そして、老化によって血管は弾力を失い硬くなります。
ただし、動脈硬化は老化だけで起こるわけではありません。
高脂血症や糖尿病などのほかの危険因子が加わることで動脈硬化が起こるのです。つまり動脈硬化は生活習慣病なのです。
動脈硬化は偏った食生活や運動不足など、悪い生活習慣が数十年の間続くことで、知らないうちに徐々に進行するものです。
とはいえ、若い人よりも中高年になると動脈硬化が起こりやすくなるのは、このような血管の老化も関連している面もあるため、中高年の方は動脈硬化にならないように若い人よりも注意が必要です。
