生活習慣病(成人病)の種類
生活習慣病の種類はいろいろある
生活習慣病の種類は色々あります。生活習慣病の種類分けに明確な定義はありませんが、 長年の生活習慣が原因となって引き起こすさまざまな病気を指します。
特に最も危険な種類である悪性新生物(がん)・心疾患・脳血管疾患を三大生活習慣病をはじめ、
さらに肝蔵・腎臓の病気、胃潰瘍、痛風、便秘や不眠症、骨粗しょう症から冷え性まで、様々な種類の生活習慣病があります。
しかし、その中でも自覚症状がほとんどなく、気づいたときには手遅れ、という種類の生活習慣病に「死の四重奏」があります
重なるとリスクが倍増「死の四重奏」
「死の四重奏」とは、生活習慣病の中でも「肥満」「高血圧」「高脂血症」「糖尿病」 をいい、 さらに危険な種類の生活習慣病を誘発する危険因子でもあります。
これらの生活習慣病は、一種類だけ単独で発症するより、互いに合併して発症しやすいのが特徴です。
しかも、複数の種類が合併して発症すればさらに相乗効果で死亡するリスクが飛躍的に大きくなるというものです。
そのため、「死の四重奏」は「サイレントキラー(静かなる殺し屋)」 とも言われます。
生活習慣病は一般的に自覚症状がなく、本人も病状の進行に気がつかないまま過ごしてしまうので、 気づいたときには手遅れであることが多いです。
そうならないためにも、健康チェックを怠らず、もし上のような傾向が健康診断などで見つかったら、 自分の生活習慣を見直すことが大切です。